東京新聞より引用
薬害C型肝炎集団訴訟の東京地裁判決を三月二十三日に控え、県内の原告らを支援する民間団体「薬害肝炎訴訟を支える会・千葉」が十七日、発足した。船橋市の船橋商工会議所で開かれた結成総会には、実名を公表して裁判を戦っている原告の久野郁子さん(48)らが参加し、活動への協力を訴えた。
支える会・千葉は「薬害肝炎訴訟を支える会・全国ネット」の国内十四番目の地方組織。世話人を引き受けた県民主医療機関連合に加盟する薬剤師が中心となり、各県の支える会と連携して、被害者支援の機運を高めるのが目的だ。医療機関に対し、被告製薬会社の製品の不買を呼び掛ける活動などを行うという。
総会には薬剤師ら約二十人が参加。一九八八年に感染し、昨年八月、原告団に加わった久野さんは「皆さんの支援が世論を高め、国を動かすと期待しています」と活動への理解を求め、「薬害が二度と繰り返されないことを強く望んでいます」と、声を詰まらせながら訴えた。
匿名で裁判を続ける別の女性原告は「判決目前に大きな支えを得られて心強い。薬害を証明するカルテが見つからず、裁判に参加できない被害者は、数え切れないほどいる。同じ病気に苦しむ人の代表としても、頑張って戦い続けたい」と話していた。
支える会・千葉に関する問い合わせは、事務局(東葛総合法律事務所内)=(電)047(367)1319=へ。 (武田雄介)
福島放送より引用
福島市医師会、福島歯科医師会、福島薬剤師会、県看護協会の4団体による災害時の救急医療協定締結式はこのほど福島市内で行われた。
大規模災害時の医療支援の円滑化を目的とした県内初の医療・薬業・看護団体による地域密着型の連携協定がスタートした。
福島市医師会、福島歯科医師会、福島薬剤師会は阪神大震災を教訓に、それぞれ福島市と防災協定を結んでいる。
大規模災害時は市の要請に応じて医療支援を行うことになっているが、団体間の横の連携のための協定はなく、市医師会の呼び掛けで実現した。
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=20070203105600c4b4b9e7a5 福島放送より引用
福島市の薬局で調剤ミスが相次いだことなどを受け、県薬剤師会は日本薬剤師会の「調剤事故防止マニュアル」を厳格化した独自のマニュアルづくりに着手した。
福島市のケースを重くみた県が薬剤師会に対し、再発防止を指導したことに伴う動き。
県薬剤師会には全国版のマニュアルに基づいて年間10件以上の調剤ミスが報告されているが、「努力規定」にとどまるため報告されないケースもある。
年度内にまとめる新たなマニュアルでは報告を「義務規定」にするなどしてミス防止につなげる。